菊花石(きくかせき)はキクの模様があることからそう呼ばれます。その美しさから、鑑賞石の最高峰とも言われています。この石がどのようにしてできたのかは、現在でも定説がありません。
【有力な説】
玄武岩の中に放射状の割れ目ができ、この中に方解石や玉髄等が入り、花の模様ができたもの、又は方解石が石英等に置き換わったという説。玄武岩の中にアラゴナイト(霰石)の結晶が放射状に現れ、アラゴナイトがやがて方解石、後に石英となったという説。日本では下仁田・奥多摩・岐阜が知られていますが、特に有名なのが岐阜と下仁田の菊花石。当店では、各種下仁田菊花石を取り揃えております。
石筍(せきじゅん)
鉱物質を含んだ水溶液が天井面から落下する時に、炭酸カルシウムなどの沈殿物を濃集させ、天井面から下がるつらら状の棒が鍾乳石です。鍾乳石の先端から落ちる水滴が、直下の床面により多くの方解石を集積し、最終的にはドーム型ないし円錐形の突起物を形作ります。これを石のタケノコ、石筍(せきじゅん)といいます。
砂漠のバラ
砂漠のバラ(Desert Rose または Sand Rose)とは、ある種の化合物が、自然現象でバラのような形状の結晶に成長した石のことです。どのようにしてバラ形の結晶に成長するのか、科学的に解明されていません。
緑水晶
緑水晶とは、アメシストやスモーキーのように二酸化珪素の一部が何かにおきかわったものではなく、水晶の中に内包された別の鉱物によって色がついた水晶です。
天然石・美石
ラピスラズリー
青金石とも言われ、ラズーライト・ソーダライト・黄鉄鉱等の数種類の鉱物で構成されています。産状は石灰岩の中に産する事が多く、最高品質の物はアフガニスタン、アルゼンチンが中心で、その他、旧ソ連、チリ、アメリカ等、産地によって色合いが変わってきます。ラピスラズリーは日本名で"瑠璃"。東洋七宝の1つで仏教では極楽浄土を飾る7つの宝の1つとして知られています。また、12月の誕生石で、宝石言葉は"永遠の誓い"。ラピスの中に金色に光る物が入っているものがありますが、これはパイライトと言う鉱物です。
フローライト
フローライトは和名で「蛍石(ほたるいし)」と呼ばれています。それは紫外線を当てるとまるで「蛍光色」のようにほのかに光るからです。その他に劈開(へきかい)という、叩いたときに一定の方向に規則正しく割れる性質があり、美しい正八面体を成す特徴があります。これがフローライトの人気の一つにもなっています。
ナミビアヒスイ
ナミビア産の翡翠で、独特の模様から通称『ナミビアンジェード(ナミビア翡翠)』と呼ばれています。
濃い緑のマーブル模様が特徴的でたくさんの人に好まれます。
手磨きにより表面はツルツルで、透明度は無く光に透かしても透けません。
木製の台が付きますので置き飾りに最適です。
水晶
水晶は別名石英と呼ばれ、古くは玻璃(はり)とも呼ばれて珍重されてきました。また4月の誕生石です。 石言葉は「完璧・冷静沈着・神秘的」。
紅水晶
水晶と同様、石英(SiO2)の仲間でバラ色をした塊状で、主にペグマタイト(大きな結晶からなる火成岩の一種)から産出されます。この石の名前は、愛と美の女神“アフロディーテ”に由来し、女性の愛と魅力を高め、結婚生活を安定させると伝えられています。
カイヤナイト
カイヤナイトの独特のブルーは、サファイアと同じく、含まれる鉄とチタンが要因となっています。
深く美しいブルーのグラデーションが美しい石です。
カイヤナイトの主な産出地は、アメリカやブラジルが多く、画像のものはブラジル産です。
黄鉄鉱(パイライト)
パイライトは、他の石には見られない金属のような独特の外観をしています。ハンマーなどで打ち付けると火花を放つところから、ギリシャ語で火を意味する "pyr" に由来してパイライトと名付けられました。火打石として利用されていたこともあったようです。
煙水晶(ルチルクォーツ)
ルチルクォーツは水晶の中に鉱物のルチルが針状に形成したもの。針水晶と呼ばれます。ルチルの力強さが水晶のエネルギーを強め、高い意識へと導きます。自己への信頼と適切な判断力を与え、前に進む勇気・行動力を与えてくれます。
コハク(琥珀)
琥珀(こはく)は、天然樹脂の化石であり、宝石である。 半化石の琥珀はコーパル、加熱圧縮成形した再生コハクはアンブロイドという。 バルト海沿岸で多く産出するため、ヨーロッパでは古くから知られ、宝飾品として珍重されてきた。
化石
恐竜の化石(貴州竜)
貴州竜は、三畳紀中期(2億4000万年〜2億3000万年前)、体長は30センチメートル前後の小型水棲爬虫類です。竜という名前が付いていますが、恐竜ではなく恐竜が栄える前の海に住んでいた爬虫類です。手足には指がありますが、海での生活に適応してヒレ状になっていたようです。細長い身体を蛇のようにクネクネと曲げて泳いでいたといわれていますが、長い首がどのような役割を果たしてきたのか、小魚などを捕まえるのに便利であったのかどうかはわかっていません。中国産で、現在は輸出禁止ですので、たいへん貴重な化石です。
ハドロサウルスの卵
約6700万年前の白亜紀後期に生きた草食恐竜。カモハシ恐竜ともいわれます。子育て恐竜で有名なマイアサウラもハドロサウルスの仲間です。また近年「ミイラ」が米国で見つかったことでも話題になりました。化石には通常、骨格しか残りませんが、この標本は状態が良く、うろこ状の皮膚の模様が残っており、皮膚や関節の靱帯、腱など軟らかい組織も確認されました。
アンモナイトの化石
アンモナイトは約4億年前のデボン紀から6500万年前の白亜紀まで栄えた、海にすむイカやタコの仲間(軟体動物頭足類)です。殻の下には独特の模様が見られ、これは殻の中の部屋と部屋とをしきる壁の模様で、縫合線といいます。この縫合線は進化とともに複雑な模様になることが知られていて、アンモナイトの形とともに分類のめやすになっています。
三葉虫の化石
三葉虫はカンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物で古生代を代表する無脊椎動物です。多数の体節を持ち、各体節に付属肢を持っていました。 その体は、外見状から中軸および2つの側葉というように縦に3つの部分(肋葉)に分かれています。これが、3つの葉の虫という名前の由来です。
アクセサリー
アクセサリー・小物、各種取り揃えております。
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